元読売巨⼈軍1軍ヘッドコーチ・スカウト部⻑
「岡崎 郁」スペシャルコラム

育成の本質と⽇本野球の問題点。

〜スター選⼿はこうして⽣まれる〜

野球の指導といえば、「基礎からしっかり固めて、ウィークポイントを克服する」というのが⽇本流の常識だ。どのチームでも、どの学校でも、これが「正しい」とされている。

しかし、岡崎コーチはこう語る。「それではスター選⼿は⽣まれない」

なぜ、坂本勇⼈はスター選⼿になれたのか・・・?なぜ、多くの才能ある選⼿が、プロに⾏っても埋もれてしまうのか・・・?⽇本の野球育成の構造的な問題と、岡崎流の指導哲学について深掘りする。

目次
1. なぜ⽇本流の育成では、スター選⼿が育ちにくいのか?
2. 岡崎流指導 =「短所の克服」より「⻑所の強化」。
3. 「1 ⽇休めばゼロになる」継続こそが⼒。
4. 教科書通りの指導はスターを⽣まない。
5. プロで活躍できる選⼿になりたいなら?
6. 岡崎コーチの指導哲学

01 なぜ⽇本流の育成では、
スター選⼿が育ちにくいのか?

⽇本の野球指導の根本には、「短所を克服し、平均的な選⼿を育てる」という思想がある。そのため、多くの指導者は「フォームはこうでなければいけない」「この打ち⽅が正しい」と、選⼿の個性を矯正しようとする。

確かに、この⽅法は「それなりに良い選⼿」を多く輩出できる。しかし、⼀流の世界で戦うには、「それなり」では⾜りない。

実際、プロの世界で活躍する選⼿の多くは「個性的」だ。

イチローの打撃フォームも、村上宗隆のフルスイングも、⼤⾕翔平のピッチングスタイルも、⽇本のアマチュア野球の指導に従えば「矯正されていた可能性が⾼い」。

「スター選⼿を育てるには、メソッドではなく、個々に最適化された指導が必要」
岡崎コーチは、そう確信している。

02 岡崎流指導 =「短所の克服」より「⻑所の強化」。

岡崎コーチが⼀貫して重視するのは、「短所を矯正すること」ではなく、「⻑所を極限まで伸ばすこと」だ。

例えば、坂本勇⼈の育成時も、彼の打撃フォームに⼿を加えなかった。なぜなら、「このフォームのままで、彼は成功できる」と確信していたからだ。

では、短所はどうするのか?「短所を克服しなければ、プロでは通⽤しないのでは?」と考える⼈もいるだろう。

しかし、岡崎コーチの考え⽅は違う「短所は、試合で克服する」。

たとえば、守備が下⼿な選⼿に、1000 本ノックを浴びせるのが⽇本流。しかし、岡崎コーチはこう語る。

「試合で1 つエラーをして悔しい思いをした⽅が、1000 本ノックよりはるかに成⻑する」。守備が苦⼿なら、まずはバッティングで圧倒的な結果を出し、レギュラーの座をつかむことが重要だ。試合に出続けることで、⾃然と守備⼒も向上していく。

「プロで⽣き残るために本当に必要な⼒は何か?」岡崎コーチは、そこに焦点を当てて指導をしている。

03 「1⽇休めばゼロになる」継続こそが⼒。

岡崎コーチが育成で強くこだわるのが、「継続」の重要性だ。

「1⽇休んだらゼロになると思え」これは岡崎コーチが指導の中で選⼿に⼝酸っぱく伝える⾔葉だ。なぜなら、どれだけ才能があろうとも、継続なしに技術は伸びないからだ。

例えば、バッティング練習。岡崎コーチは「毎⽇最低1 回でもバットを振れ」と指導する。

  • 10回でもいい、5回でもいい。でも、ゼロはダメ。
  • 1⽇練習を休むと、積み重ねが⼀気にゼロに戻ると思え。

メジャーリーグでも、⼀流選⼿ほど「継続の重要性」を理解している。シーズン中、試合がない⽇でも素振りを⽋かさない選⼿が⼤半だ。⼤⾕翔平選⼿のルーティンを⾒ても、365⽇トレーニングを続けている。彼が結果を出し続ける理由は、才能だけではない。

「どれだけ続けられるか?」それが、プロとアマの差を決める。

04 教科書通りの指導はスターを⽣まない

野球界では、多くの指導者が「メソッド」を重視する。

  • ウィークポイントを徹底的に矯正する指導
  • 「正しいフォーム」を押し付ける指導
  • 選⼿全員に同じ練習を課す指導

しかし、岡崎コーチはこう語る。「メソッドは、選⼿を平均化するだけ」。

1000⼈を⼀定レベルに強化するには、確かに有効かもしれない。しかし、その⽅法では、スター選⼿は育たない。

「本当に必要なのは、選⼿ごとの“特注メニュー”」

岡崎コーチは、これまでの経験から確信している。スター選⼿を⽣むためには、画⼀的な指導ではなく、「その選⼿に合った指導」が不可⽋なのだ。

05 プロで活躍できる選⼿になりたいなら

⽇本の野球育成は、「勝利のための育成」に偏りすぎている。そのため、多くの選⼿が「勝つために」プレーし、成⻑が⼆の次になっている。

しかし、岡崎コーチの指導は違う。

  • 「プロで本当に活躍できる選⼿」を育てる
  • 「短所の克服」ではなく、「⻑所の強化」にフォーカスする
  • 試合経験を最⼤限に活かす指導をする

だからこそ、坂本勇⼈や岡本和真といったスター選⼿が⽣まれた。

「本気でプロを⽬指している」
「今の指導に疑問を感じている」
「もっと成⻑したい」

そんな選⼿は、岡崎コーチの指導を受けることで「プロで通⽤する⼒」を得られるだろう。

スター選⼿を育てる指導が、ここある!

  • 元巨⼈軍ヘッドコーチが直接指導
  • プロで活躍するための本質的な育成
  • 今までの指導とは全く違うアプローチ

岡崎コーチの指導哲学は、「型にはめる指導」ではなく、「選⼿の才能を最⼤限に引き出す」ことにある。だからこそ、多くのスター選⼿が⽣まれた。

本気で成⻑したいなら、今すぐ⾏動しよう!

ENTRY
対象者:
⼩学⽣・中学⽣(その他応相談)
開催日時:
毎週金曜日
同時指導:
3名まで
プラン:
月2回コース
開催場所:
東京都
生徒数:
10名限定
指導料:
55,000円(税込)/月

※直接指導のため生徒数に限りがございます。お早めにご相談ください。

プログラムの詳細はこちら

06 岡崎コーチの指導哲学

型にはめない成⻑段階に合わせた「段階的指導」

岡崎コーチは「今、その選⼿に合った指導が必要」 ということをよく理解している指導者です。

例えば⼤⾕翔平選⼿が結果を出している⾜を上げない打ち⽅(すり⾜打法やノーステップ打法)は、体幹の⼒が求められるため、筋⼒が⼗分でない⼦どもには難しい場合があります。

したがって、⼦どもたちには体を⼤きく使って打つことを指導し、成⻑とともに動きを洗練させていくことが効果的と考えます。

選⼿を混乱させない

打撃は感覚的な要素が多く、特に⼿の動きに関しては過度な指導は選⼿を混乱させ、イップスを招きかねないものと捉え、慎重な指導を⼼がけています。

⼩学⽣はスイングスピードを上げ、試⾏錯誤しながら成⻑することが重要で、 「⼿⾸の⾓度」「ヒジの⼊れ⽅」などの細かい指導は中学・⾼校⽣からでも遅くないと考えています。

また、プロ野球選⼿のフォームを真似しても、全員が同じように打てるわけではなく、重要なのは「⾃分に合ったフォームを⾒つけること」と考えています。

試合で活きるシンプルな指導

打席で意識できることは1 つか2 つ。細かい技術的なポイントをいくつも教えると、結局どれも意識できないため、選⼿が思い切りスイングができるようシンプルな指導を徹底します。無駄を削ぎ落とした実践的な指導が選⼿の成⻑を加速させます。

将来を⾒据えた指導

怪我のリスクがあるフォームについては、積極的に修正を提案します。

また、より⾼いレベルの⾼い対戦相⼿には通⽤しなくなってしまうフォームについては、プロレベルの技術を、今の段階でどう習得すべきかを明確にして指導します。

岡崎コーチの指導により、プロ仕様の技術を意識し、アマチュア時代から正しい技術を⾝につけることで将来の苦労を回避することができます。

選⼿の感覚を尊重する指導

下半⾝の動きは積極的に指導しつつ、上半⾝の動きは選⼿の感覚を重視すべきという考えのもと、その選⼿がどんな感覚を持っているのかを理解し、最適な指導を⼼がけます。

⼀⼈ひとりの特性を⾒極め、最も成⻑しやすいアプローチを提案します。

試合で実⼒を発揮するための具体的な⽅法を、プロの視点で指導

出場試合のダイジェスト映像を岡崎コーチに共有すれば、⾛攻守全てのプレーを分析し、アドバイスを受けることができます。

岡崎コーチにバッターボックスでの悩みや迷いを相談することで、打撃時のメンタルコントロールなど試合で結果を出すための戦略的思考を⾝につけることができることができます。

打撃のバリエーションを作る

野球は投⼿が主体のスポーツ。
打者は、相⼿のピッチングに適応しなければなりません。

左投⼿、サイドスロー、豪速球、変化球など、様々なピッチャーや球種に対応する必要があり、すべての投⼿に同じフォームで対応するのは難しいものです。

岡崎コーチの指導により、不得意なピッチャーに対応するための打撃のバリエーションや実戦的な打撃理論を学びましょう。


のんびりしている暇はありません。この1年でどれだけ成⻑できるかが、未来を決めるのです。岡崎コーチが徹底指導する「技術」「メンタル」「練習⽅法」を実践し、無駄のない成⻑を遂げましょう。

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対象者:
⼩学⽣・中学⽣(その他応相談)
開催日時:
毎週金曜日
同時指導:
3名まで
プラン:
月2回コース
開催場所:
東京都
生徒数:
10名限定
指導料:
55,000円(税込)/月

※直接指導のため生徒数に限りがございます。お早めにご相談ください。

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